京アニKanon 第1話「白銀の序曲 〜Overture〜」

colonel2006-10-06

さて、いよいよ始まってしまいました、京都アニメーションによる新生Kanon
京都アニメーションを全力で応援する当ブログでは、
もちろん今週から、このKanonを全話レビューして(いく予定で)いきます!


ほんと、放送開始30分前ぐらいからwktkが収まらず、落ち着きませんでしたね。


そして、午前1時。
吹雪の景色が映り、静かに物語が始まった。






いきなりCGで電車キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
てか、721系キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
函館本線キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!


なるほど、つまり主人公であるところのネ右一祐一は、快速エアポートに乗っているのでしょう。
新千歳空港から札幌・小樽方面へ移動中、といったところでしょうか。
鉄ヲタの私としては、この一瞬映った電車だけで、一気に雪国モード、というか北海道モードになりましたわw


そして、懐かしい駅前の風景と、懐かしい音楽・・・。
ああ、Kanonの世界に帰って来たんだ。
そうしみじみ感じていると、名雪が登場。

「雪、つもってるよ?」
「そりゃ、2時間も待ってるからな」

「ねぇ、私の名前、まだ覚えてる?」

懐かしい・・・懐かしいよ・・・このやり取り・・・。


ここで、ひとつ思ったことが。




祐一が、どう聞いてもキョンにしか聞こえないwwwwwwww


中の人がキョンと同じということは聞いてはいたんですが、
まさかここまでキョンキョンしているとは・・・。
また、このツッコミ具合とか、モノローグ具合とか、実は祐一とキョンってかなり似ているんですよね。


「いくぞ、名雪
「うん!」


♪たーんたーんたーーーーーん

Last regretsキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!


前作・アニメ版AIRのときも、オープニングの「きーえるひ どーん」で泣きそうになってた私ですが、
今回も、この最初のピアノの3音だけで、もうダメですね。


ていうか、やっぱりKanonはこの曲だよなあ・・・。
以前のアニメ化の際は、オープニングもエンディングも原作とは違う曲が使われていました。
あれはあれで悪くは無かったんですが、やっぱりKanonKanonらしくいられる曲は、この「Last regrets」だと痛感した瞬間でした。


オープニングの映像自体は、Kanon prelude [DVD]でノンテロップバージョンをすでに見ていたわけですが、
いやー・・・異常に綺麗だわ、何気にやたら動いてるわで、すごいクオリティです。
表現力もすごく高いですね。
あゆがたいやきを食べるところなんかは、本当に心からおいしそうに食べている様子がものすごく伝わってきます。
「ああ、この子は本当にたいやきが大好きなんだなあ」と感じずにはいられないです。


アバンタイトルとOPが終わって、Aパート。


有名なモノローグ。
原作では、雪の背景の中をテロップで表示されていたものですが、こっちではちゃんと声で入ってます。
このモノローグの真相が語られるのは、さて、何話目になるのでしょうね。


朝の水瀬家。名雪や秋子さんとの絡み。
そして、おなじみインターネットうんぬんのテロップw


秋子さんの雪かきを手伝うキョン祐一。
いや、モノローグで秋子さんの説明が入るんだけど、やっぱりどう聞いてもキョンなんですよwwwwww


名雪、部活から帰宅。祐一と街を徘徊。
それにしても、「すべり止め砂」とか、芸が細かいなあ・・・。
Kanonが雪国の話っていうのは知ってたけど、今回のアニメを見ていると、
冒頭の721系の印象もあってか、雪国というより「北海道」に特化したイメージを強く感じます。


途中、川澄舞倉田佐祐理美坂栞などが少しずつだけ登場。自然な形で伏線をはってます。
舞は田村ゆかり、佐祐理は川上とも子なわけですが、みちる&観鈴っぽい印象はそれほど感じませんね。さすがプロ。


病院の前を通り、街を見渡せる丘に行き、キツネを追いかけ。


美坂香里北川潤との絡みもあり。
てか、香里と北川って、こんなに距離近い関係だったっけ??
いかん、原作やり直して確認してみるかな。
それとも、従来の北川の存在感の無さを補う応急処置なのか?w


商店街。
名雪がスーパーに入り、祐一が外で待っているところで、

「そこのひと! どいて! どいてーーー!!」

あゆあゆキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!

うぐぅ、痛いよー・・・」

うぐぅキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
ほっちゃーん! ほ、ほーっ、ホアアーッ!! ホアーッ!!


本当に、もう、懐かしいですねー・・・。
ていうか、堀江由衣さん、あなた本当に三十路ですか??
信じられないなあ・・・。


たいやき屋から逃れる、あゆと祐一。
確か以前のではコンビニに逃げ込んでた気もするが、今回は喫茶店
さらに、あゆがたいやきをパクってきたのは、ネコを追い払う店主に驚いて反射的に逃げてきてしまったから、という理由に。
このあたり、子供の視聴者を意識したつくりになっていますね。
さすがに堂々と万引きを描写するのはマズいと思ったのでしょう。
逃げ込んだ場所についても、用もなくコンビニで立ち読みするというのも良くないという判断でしょうか?


てか、この喫茶店で、もじもじしているあゆが超かわいいwwwwww
このかわいさは、前回のアニメのときは無かったなあ・・・。
Kanonのキャラは原作といい前回のアニメといい、基本的に作画が崩壊していたわけなのですが、
今回、初めてKanonのキャラクターに心底萌えましたw
京アニマジック、おそるべし・・・。


あと、喫茶店の中に流れていた音楽がパッヘルベルのカノンだったのはウケたwwwww
ほんと、芸が細かいわ・・・。


その後、たいやき屋に謝りに行き、そして代金も払うという描写あり。
うん、あとくされの無いフォローですね。良いと思います。


お互いの名前を告げ、別れるあゆと祐一。
祐一の名前を聞いて、思わず反応したあゆ。

「祐一・・・君・・・?」

待たされてふてくされた名雪と合流し、水瀬家へと帰宅。
夜、ぶつぶつモノローグしながら就寝するキョン


夢の中。


この日と同じように、スーパーの外で名雪を待つ、10歳の頃の祐一。
そこにぶつかってきた、ひとりの少女。泣いている。

「とりあえず・・・君の名前は? おれは相沢祐一
「うぐっ・・・あ・・・あゆ・・・」
「苗字は?」
「あ・・・あゆぅ・・・」
「苗字もあゆなのか?」
うぐぅ・・・」

ああ、懐かしい・・・。
もうこのあたりのやり取りが、ひたすら懐かしい・・・。


周囲の大人の目を気にして、その場を離れようとする祐一。

「とにかく、ここから離れよう。行くぞ、あゆあゆ」
うぐぅ・・・あゆあゆじゃないもん!」

名前はあゆ。苗字もあゆ。
こうして、月宮あゆは、巷であゆあゆと呼ばれるようになるわけですね。


そして、ED。
こっちも、もちろん曲は原作と同じ「風の辿り着く場所」。
うん、やっぱりKanonはこの曲だなあ。


EDらしい手抜きのループ映像かと思いきや、
あゆのステップが曲のリズムと一致していたり、ところどころにカットインがあったりと、
EDもかなりの手の込みようです。
まあ、さすがに同じ京都アニメーション制作の某ハレ晴レユカイにはかないませんがw


次回予告。
祐一の高校デビュー。あゆとの絡み。そして謎ジャム
次回「雪の中の入祭唱〜introit〜」。




・・・さすがでした。さすがすぎる出来でした。
やはり、京アニは並みの神ではなかったですね。
作画・演出。文句のつけようがありません。


あと、音楽が全て原作と一緒っていうが、本当に素晴らしいですね・・・。
「雪の少女」「冬の花火」といった曲が聞こえてくると、それだけで本当に嬉しくなってしまいます。
音楽に関しては本当に一級品ですね。ものすごくサウンドトラック聞きたくなりました。


強いて弱点を言えば、役者の演技、でしょうか?
声優陣がさすがに年をとってきたせいか、少し無理のある部分もあったかもしれないですね。
あとは、もうとにかくキョンすぎますwwwwww
役柄が似ているから仕方ないのかもしれないけど、もうちょい何とかならんものかなあ・・・。


というわけで、次回以降もまた書きます! よろしくです!


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