16年前にタイムトリップできた、今年の大晦日ドラえもんSP。

すいません、ついでにもうひとつ、ドラえもんについて書かせてください。
晦日恒例、ドラえもんの3時間スペシャルです。
例年は「大晦日だよ!ドラえもん」というタイトルで、短編の寄せ集めを放映してますが、
今日は「緊急発表! ドラえもん名作全部見せます! ドラデミー賞3時間スペシャル」と題し、
過去の名作の再放送や、映画「僕の生まれた日」などが中心という内容でした。


で、僕も録画をしていたんで、全部を見てたわけじゃないんですが、
個人的には、「ゾウとおじさん」という作品が再放送されたのが、非常に嬉しかったです。
昔の大晦日ドラえもんスペシャルで放映されたとき、それを録画して、
その後、何度も見たのを鮮明に覚えていたのです。
これ、かなり昔の大晦日スペシャルです。
MISTTIMES.com Blog 出張版 スコシフシギな日常さんの記事によりますと、
1988年、つまり16年前の大晦日スペシャルだったようです。
16年前と聞いて、ものすごく驚きました。見た記憶があまりに記憶が鮮明だったもので・・・。


この年の大晦日スペシャルはすごく内容豊富で、僕の記憶が確かならば、
ドラえもんびっくりオール百科」といって、ドラえもんの誕生の瞬間にのび太ドラえもんが立会い、
できたてのドラえもんと現在(?)のドラえもんが対決するという内容のものから、
ドラえもん電話相談室みたいなもので、ドラえもんの耳は何故無いのかという質問と、
あと、ドラえもんは何故のび太の家に来ることになったのかという質問に、
ドラえもんが電話で答えるという内容のコーナーがありました。
前者の質問に対しては、なぜかネズミが解説するというオリジナルのアニメが作られ、
「耳をかじられて無くなったドラえもんが、鏡の自分の姿を見て、文字通り青ざめた」
という、いわゆる「サビで青くなった」という説ではない方の説が説明されました。
で、なぜのび太の家に来たのかという質問では、第一回放送「未来の国からはるばると」が放送されました。
あと、このときのスペシャルでは、確か、ドラミちゃん絵描き歌のコーナーもあったと記憶しています。
ちなみに、このときの「オール百科」や「電話相談室」の音声は、
最近でも、ドラえもんBMSショートアニメなどの、ドラえもんを扱ったネタで耳にしますw
(例えば僕が耳にしたのは、新しいドラえもんが今のドラえもんをののしる会話や、
ドラえもんが子供と電話で話しながら「誰だ君はさっきからうるさいなあもう」とか言うところなど・・・)


このように、オリジナル企画や第一回放送など、珍しい内容満載で、
とてもスペシャルらしいスペシャルだったなあと、今でも記憶しています。
16年前の記憶ですが、いま書いた放映内容の記憶には、かなり自信があります。
(僕は今23歳なので、16年前というと、7歳のときということになりますね・・・)


で、このスペシャルのときに放映されたのが、この「ゾウとおじさん」でした。
今日のスペシャルでは一番最後の放映でしたが、16年前も一番最後だったように思います。
内容については、ちょっともう眠いので(笑)、詳しくは書きませんが、
戦時中に軍人に殺されそうになった動物園のゾウを、ドラえもんのび太が救うという内容です。
時間軸を倒置した構成や、細かいところまで作りこまれたセリフや描写、
そして深刻な内容ながら、おだやかに、しかし説教くさくなく伝える作品性と、
非常に素晴らしい作品です。
16年ぶりに見ましたが、当時何回か見ていたせいか、セリフや描写まで鮮明に記憶していました。
最後に入る「♪ゾウさんの〜目は〜」という挿入歌も、メロディーまではっきり覚えてました。
なんだか、今こうして16年前のスペシャルの内容を書いててもそうですが、あまりに記憶が鮮明で、
文字通りタイムマシンで7歳の自分に戻ったみたいで、なんとも不思議な感覚でした。