通称「ハシケン」先生

中学1年生のときに理科を教えてくれた先生が逝去されたという知らせが、
今日、入りました。
僕個人としては、かなり記憶に残る先生だったので、
知らせを聞いたときは少なからずショックでした。


授業内容の質問をすると「ママに聞いてごらん」と返してきたり、
授業中に計ったゴムボールの重さを暗記してないと解けない問題を試験に出したりと、
当時にしてみれば困った先生でしたが、
今になって思い返せば、いろいろと含蓄のある先生だったように思います。


僕は、父親と同じ中学高校の出身で、
で、父親が中学1年生のときに、この先生が担任だったらしく、
今日は父親と、その先生についていろいろ話したりもしました。
親子で中学1年生のときに同じ先生に理科を習ったことになるわけで、
その意味でも、僕の中では存在感の大きい先生でした。


あんまり考えたくはありませんが、
これからは、こういう話も増えてくるかもしれませんね。
かつて、習っていた国語の先生が高齢で退職をした際に、
「私はこれから死を迎える準備をします」
という言葉を残して学校を去っていったことを鮮明に覚えていますが、
とかく、中学高校時代の先生は、どの先生も思い入れが強いので、
皆さん、いつまでも長生きしていただきたいと願うばかりです。


ハシケンのご冥福をお祈りいたします。