世界初「USB3.0」対応マザーボード発売へ

これまでも関係フォーラムなどでお披露目があったUSB3.0ですが、
どうやら、ついに商品化の目処が立った模様です。

ASUSは世界初のUSB3.0対応マザーボードとなる「Asus Xtreme Design P7DP55DE-E Premium」というマザーボードを今月発売するそうです。価格は299ドル(約2万6700円)で、Windows 7対応ドライバを同梱予定。
Asus Xtreme Design P7DP55DE-E Premium」はUSB3.0をサポートしていないP55 Expressチップセットをベースにしたモデルで、メーカー名不詳のサードパーティUSB3.0コントローラーを搭載することでUSB3.0に対応しているとのこと。


また、「Asus Xtreme Design P7DP55DE-E Premium」は10個のUSB2.0ポートと2個のUSB3.0ポートに加えて6GbpsのシリアルATAインターフェースを兼ね備えており、IntelのLGA1156ソケット対応したCore i7およびCore i5プロセッサをサポートしています。


ようやく世界で初めて「USB3.0」に対応したマザーボードが発売へ - GIGAZINE

これは喜ばしい限りなのですが、当然のことながら、周辺機器の方がUSB3.0に対応してくれないと、その恩恵を受けることはできませんよね。
で、その周辺機器の対応の予測なのですが、同じGIGAZINEの記事に、こんなものがありました。

以前GIGAZINEで「USB2.0」の10倍高速となる「USB3.0」の仕様が正式決定したことをお伝えしましたが、「USB3.0」は期待されているほどの速度が出ない可能性があることが明らかになりました。
どうやらUSB3.0自体の問題というよりは、接続する機器の問題であるようです。
(中略)
ちなみにUSB3.0を採用した製品が実際に登場するまでにまだ時間があるため、USB3.0に対応した製品が登場するころには転送速度が多少なりとも改善すると見込まれていますが、現時点で毎秒150MB(1.2Gbps)の読み書き速度を実現したSSDのラインナップがほんのわずかであることを考えると、USB3.0の最大転送速度をフルに生かした機器が登場するのはまだまだ先になりそうです。


転送速度10倍の「USB3.0」は期待されているほど速度が出ない? - GIGAZINE

なるほど、つまりUSB3.0の誇る最大4.8Gbpsに近い転送速度をフルに生かすためには、周辺機器の発展がやはり欠かせないようですね。
今後は「外付けHDD」ならぬ「外付けSSD」の時代になってゆくのではないかと思ってはいますが、SSDですら現状ではUSB3.0の性能をフルには生かせない・・・と。
もっとも、とりあえずUSB2.0より遥かに速いことだけは確かなわけですから、現状の外付けHDDでも対応さえすればハイスピードスペックを売りにした商品が作れそうな気はします。


とりあえず、現状で確認できているUSB3.0対応商品です。USB3.0対応HDDも出ていますね。


うちのPCは組んで1年半ぐらい経つマシンなのですが、まだ現状では性能に特に問題はなく、先日のニコニコ動画のアップグレードに際して大量にアップされたフルHD規格の動画も問題なく再生できるだけのスペックがあります。
なので、まあ、マザボやCPUを入れ替えるのは、たぶんあと早くても2年後ぐらい以降になるかとは思いますが、その頃には、USB3.0が標準な世の中になっているのでしょうかね?
楽しみです。


てか、SSDの価格って、なかなか下がりませんねえ・・・。
HDDの価格もここ数ヶ月はストップ安の均衡状態が続いているように見えますし、さすがに技術的にちょっとつまってきたんですかね。
まあ、先日も1.5TBのHDDを1万円ちょっとで買いましたけど、結構十分なんですけどねー現状でも(笑)