ビジネスの観点からアニメ版AIRを考えてみる

さて、そんなわけで、今日も神っぷりを遺憾なく発揮したAIRですが、
たぶん、まず予算自体、その辺のアニメよりも相当多くつぎ込まれていると思います。
でないと、このクオリティは絶対出ないし、今日の女生徒役もありえませんわ(笑)


そういえば、エンディングのクレジットの最後を見ますと、

製作 翼人伝承会
     TBS
     ポニーキャニオン
     ムービック
     京都アニメーション

とあります。
「翼人伝承会」と名づけられた製作委員会に、ここにある各社が出資し合ってるわけですね。
最近のアニメは、だいたいこういう「○○製作委員会」みたいなものを軸にして、
複数の企業が共同参加することで製作されているようです。
そうすると、作品自体の著作権、いわゆる「©」も各社で共有する形になります。
で、作品を作るときは、当然アニメ製作もビジネスなわけですから、
当然、社員が食っていけるためには「儲け」を発生させなければいけませんし、
逆に言えば、「儲け」が発生するようにしか予算をつぎ込めないということになります。
つまり、作品の放映による広告収入、DVD販売収入、さらにはアニメのゲーム化時の収入などなど、
将来見込まれるあらゆる収入をあらかじめ計算してこそ、初めて予算が決められるわけです。
そして、©によって発生した収入は、製作委員会の各企業に割り振られることになります。
ビジネスである以上、「儲け」の発生は絶対条件です。
と、まあ、コンテンツ創造科学の講義で得た知識を参考に、ちょっと書いてみました。


話が少々反れましたが、要するに僕が言いたいことは、
今回のアニメ版AIRにこれだけの予算がつぎこまれているということは、
それだけ様々な収入が見込めるということ、この作品に対する需要が高いことに他ならないと考えます。
すでに原作ゲームが大ヒットしているわけで、需要は相当のものでしょうなあ。
まあ、その「需要」のひとりがここにいるわけですがw


まあー、その、あれだ。要するに、


いやっほーぅ! 国崎最高ぉぉぉぉぉぉッ!!!(笑)