@home cafe 入門講座 〜 秋葉原への愛

colonel2010-03-26

最近、お友達の日記で、


秋葉原の@home cafe行ってきた!」


という言葉を多く目にします。
ちょっとしたメイド喫茶ブーム?が起こっているみたいですね。


というわけで、今日は少し趣向を変えて、
秋葉原メイド喫茶の中でも最大手と言われる「@home cafe」について、
紹介から攻略法までを、ざざっと書いてみようと思います。


まず、「@home cafe」は「あっとほーむかふぇ」と読みます。
簡単に言うと、秋葉原にあるメイド喫茶のチェーン店です。
もっとも、「メイド喫茶」の定義は様々であり、人によっては「あんなのはメイド喫茶じゃねえ!」という方もいらっしゃるかとは思いますが、世間一般にはメイド喫茶として認知されているのは間違いないので、ここでは簡単にメイド喫茶と紹介しておきます。


@home cafeは、全部で5店舗存在します。全てが秋葉原にあります。
「本店4階」「華」「本店6階」「本店7階」「ドンキ店」の計5店舗です。
(かつては「茶房」「本店下店」「本店」「ドンキ店」だったのですが、それはもうかなり昔の話になってしまいました。)
「本店4階」「華」「本店6階」「本店7階」は全て同じビルの中に入っており、「ドンキ店」だけは別のビル(ドン・キホーテ秋葉原店6階)に入っています。


メニューは、「華」以外の4店舗は基本的に全て同じですが、店舗によっては期間限定メニューなどがあったりします。
内容は、いわゆる普通の喫茶店にあるHOT/COLDの各種ソフトドリンク、カレーやパスタなどのメインディッシュ、それに少々のアルコール類です。
なお、「華」はチェーンの中で唯一和風テイストの店となっており、メニューも和風のものが中心になっています。
(ちなみに、自分は、「華」以外ではアイスカフェオレ、「華」ではアイスみつまめを注文することが多いです。)
あと、全店舗共通のメニュー(?)として、「チェキ」「ゲーム」があります。
これは、そのとき店舗にいる好きなメイドさんと記念写真を撮って持ち帰れたり、ゲーム対決をして遊べる(ゲームに勝利すると非売品の特製景品が貰える)といったものです。
ちなみに、これも全店舗共通ですが、最初は入店時に「ご帰宅料金」として、チャージ料金が700円/人(!)がかかります。ちょっと高いですよね。
でも、このチャージ料金は、訪問回数を重ねることにより会員ランク(後述)がアップするにつれ低価していきます。
(ちなみに、例えば僕の現在のご帰宅料金は400円です。)


もうちょいシステムのご紹介。
@home cafeでは全店舗共通のポイントカード「ご主人様認定証」を初回来店時に発行してもらえます。
このポイントカード、紙切れではなくちゃんとした厚めのプラスチックで出来ており、クレジットカードのような重厚感があります。
で、次回以降の来店時にこのポイントカードを持っていくと、どの店舗でも共通して利用ポイントを貯めてもらえる、というわけです。
この利用ポイントが累積していくと、ご主人様のランク(要するに会員ランク)が上がっていきます。
このランクが上がっていくと、前述の通りチャージ料金が安くなったり、記念品が貰えたり、一定ランクのお客さん限定の時間帯に来店出来たりと、いろいろ利点が発生するわけです。
あと、この利用ポイント、生意気にもWeb上で残高照会が出来るというハイテクシステムになっています(笑)
(ちなみに、いま自分の残高を紹介してみたら、現在の利用ポイントは224Pでした。来店履歴も見れるようになっているのですが、これを見ると僕の場合はどうやら去年の6月頃を境にぱったり行かなくなってしまったようです。)


さて、ここまでは一般的なシステムのご紹介でした。
ここからはちょっと実践的というか、裏話的なものを交えていきます。


まず、攻略法ですが、基本的に、土日はどの店舗も混んでいます。
土日は入るのに10〜20分は待たされると思ってかかったほうが良いでしょう。
一方、平日や、土日でも夜遅めの時間はわりと空いていますので、ねらい目です。
ただし、これはドンキ店以外の話です。
ドンキ店は、常に混雑しています。店舗売上もトップ成績だそうです。
特に「ドンキ店のここがすごい!」というところは無いので(強いて言えば、窓側のカウンター席に座れると景色が良かったり、あと喫煙席があったりすることでしょうか)、特にこだわりが無いのであればドンキ店以外の店舗に行くのが懸命です。


次に、店員さんのシステムについて、知っている範囲でご説明。
まず、メイドさん(店員さん)は、基本的には各店舗に専属のメイドさんです。
が、日時によっては他店舗にヘルプで行ったりすることもあります。
また、「華」には専属のメイドさんはおらず、各店舗からメイドさんを適宜集めて運営しています。
(以前は「華」専属の店員さんも大勢いたのですが、そして僕は華の店員さんと最も仲が良かったのですが、みーんな居なくなってしまいました。「卒業」ってやつですね。)
で、行ってもらうとわかるのですが、店員さんは基本的にみんなピンク色のリボンをつけています。
で、このリボンの形がネクタイのような小さい形状のものになっている店員さんは、新人さんです。
一方で、リボンが蝶型の大きめの形状のものになっている店員さんは、勤務開始から2〜3か月以上経過した店員さんです。
(「華」の場合、薄いピンク色の着物は新人店員さん、紅い色の着物は2〜3か月以上経過した店員さんです。)
さらに、中にはピンク以外の色のリボンや制服(緑・水色・黄色など)を着ている店員さんもおり、これらの店員さんはいわゆるベテランの人気店員さんです。
(俗に「フリーメイド」と言われており、この人たちは専属の所属店を持たず、常にあらゆる店舗に神出鬼没に現れます。)
なので、順列としては、他色リボン>蝶型リボン>ネクタイ型リボン、となります。
フリーメイドさん達は人気がありますので、なかなかつかまえて会話をするのは難しいです。
適当にくっちゃべって時間をつぶしたいときは、ネクタイ型リボンの新人さんを捕まえると良いでしょう。
あと、ゲームにどうしても勝ちたいときにも新人さんを指名すると有利なのは言うまでもありません(笑)


なお、どのメイドさんがいつどこの店舗に勤務シフトが入っているかはほとんど非公開になっており、勤務シフトをメイドさんに聞き尋ねることも店舗規約により禁止されています。
(これをしてしまうと最悪店から出されますw)
ですが、ごく一部の人気メイドさんについては、事前に店舗側から告知がある場合もあります。
ただ、こうした人気メイドさんは、入店するや否や一気に「チェキ」の注文が殺到し、チェキの注文はすぐにストップとなり、当人もチェキの対応に追われてほとんどお給仕出来てない場合が多いです。
例えば、いま@home cafeの店員紹介のページのTOPを飾っている「hitomi」さんを以前に目撃したときは、それはもう凄まじいチェキ注文の嵐でした(笑)
(まあ、その空気に流されて僕も記念に一枚チェキをお願いしてきたのはここだけの話ですがw)
ただ、人気のあるメイドさんは、ただ可愛いだけというわけではなく、さすが店員としての心得を習得しているなあと感心させられるメイドさんが多いです。
例えば、上記の「hitomi」さんなんかは、お客さんへの対応や言葉遣いはまさしく教科書通りに親切丁寧でかつ低姿勢ですし、お客さんが初心者であってもベテランであっても一切差別することなく平等に接し、常に笑顔を絶やさずに仕事に徹しています。一言で言えば「これぞまさにメイド」といったところでしょうか。そのプロ意識には脱帽すらします。


また、裏話として、@home cafeは店員教育がかなり厳しいという話を聞いたこともあります。
しかし、プロのメイドとして仕事をする以上、厳しい研修があるのは当然かなと僕は思います。
ただ、店員さんもそうして裏側では色々と苦労をしていると思いますので、来店時にはそんなこともちょっと念頭におきつつ店員さんにやさしく接してあげるのも良いと思います。


さて、そんなわけで@home cafeグループの紹介をしてきましたが、まあ詳細は公式ページをご覧になってください。
お世辞にも見やすいページとは言えませんが、所在地も含め、いろいろ掲載されています。
http://www.cafe-athome.com/


あと、現在ではもう店員さんの入れ替わりが進んでしまったので確実に無理ですが、約1年ほど前あたりの一時期、


客「自分、かーねるの知人です。」
メイド「あー!かーねるさんですね!」


という会話が、僕のいないところでガチで成立していたそうです、それも全フロアで(実話)。
まあ、「かーねる」という名前のインパクトも手伝っているかとは思いますが、要するに、大半のメイドさんが僕の名前を認知していたということになります・・・。
恐ろしい話ですね。ああこわいこわい。


ちなみに、3ヶ月ほど前に久しぶりに来店した際は、僕のことを覚えていた店員さんが一人だけいました(当然、僕も彼女のことは覚えていました)。
まあ、でも一人だけです。かつての栄光(?)はもうそこにはありませんでした。
とりあえず当分は特に来店ペースが上がるような予定も無いですし、たまーに気が向いたときにちょろっと寄ってみようかな、てな感じでいこうと思っています。


最後に。
この記事の写真は、僕の@home cafeご主人様認定証(ポイントカード)です。
真っ白なデザインがかえって高級感を感じさせますね、気に入っています。


とりあえず、この記事では@home cafeについてひたすら書いてきましたが、一応それ以外のメイド喫茶、及びその亜種(妹喫茶など)についても、ある程度の経験と知識はあります。
あ、ただ勘違いしないでいただきたいのは、僕が本当にスキなのはメイド喫茶や妹喫茶でなく、あくまで「秋葉原」という街全体です。
一時期、秋葉原に住んでいた時期がありましたが、それはもう至福の毎日でした。
将来、収入が安定したら、また秋葉原に住みたいです。
それをひとつの目標にして、来週からも頑張っていきたいと思います。