工業簿記・製造間接費の差異分析に使われるシュラッター図
理系・・・なのかわからないけど、適当なカテゴリがなかったので、とりあえず理系カテゴリで掲載。
そのうち「会計」カテゴリも作らないといけなくなるかもしれない。
今日の講義で最も僕の頭を悩ませた問題について、
図解して非常によく解説してくださっているサイトがあったので、備忘録も兼ねて掲載。
シュラッター図
http://coco.cocolog-nifty.com/tax/2004/04/post_1.html
たぶん重要なこと(とりあえず僕にとってはピンときた箇所)は、
- 外形(三角)は予算しか使わない
- たとえ大小関係が逆であったとしても、この図の通りに書く
- そして、計算は常に「内−外」の順に行う
- 予算差異=予算許容額[内]−実際発生額[外]
- 操業度差異=固定費率×(実際操業度[内]−基準操業度[外])
また、標準原価計算で、能率差異という概念も登場しますが、ここでも計算の原則は[内]−[外]です。
なお、図は左から標準→実際→基準と並びますので、「ひじき」と覚えると良さそうです。
(※http://www25.tok2.com/home2/masatoru/boki/main83.htmlより転載)
あと、予算差異と操業度差異の意味するところについても、うまくまとめて解説してくださった方がいらっしゃったので、抜粋して掲載。
固定費が一定とするならば・・・予算差異は変動費差異です。
予算差異
不利(有利)差異は、製造間接費を浪費(節約)したことを表します。補助材料、消耗品などの浪費(節約)などによって発生します。
操業度差異
不利(有利)差異は、実際作業時間が基準操業度を下回った(上回った)ために生じた製造間接費の配賦不足(超過)を表します。需要が減ったことによる受注の不足や機械の故障による生産停止などが原因と考えられます。
どちらにせよ、予算と実際の差額です。
講義のスケジュール上、工業簿記の勉強が急ピッチで進んでいます・・・。
現在、1週間で2級工業簿記範囲の半分以上進むスピードで進行中。やばい。頑張らないと。